読了

なんかしばらく書いてなかったけど、単にあまり本読んでないんだな。そりゃ溜まるわけだ。

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)

これはまた実に森先生らしい。ここまで「自由であること」を突き詰めるのはそれなりに耐性というか強さが求められるよねえ、と思いながら。支配されるな、とらわれるな、多面的に状況を判断し、自分がどこに向かっていこうとしているのかを考えよう、と。

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

シンプルで実用的。質問することで相手に考えさせ、自分から動くすように(ある意味)誘導するというながれで、どういうテクニックがあるのか、と。俺こういうので攻められたら速攻で落とされそうだ。だまされないようにしよう。

宇宙を復号する―量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号

サイフェ「異端の数ゼロ」がおもしろかったので購入。これもおもしろかった! 情報理論は学生の時にやっていたけど、こんな使われ方をされているとはしらなんだ。エントロピーとか、これだけ簡潔かつ明確に説明されると、学生の時あれほど難渋していたのは何だったのかと思うな。量子情報とかデコヒーレンスとか、ミクロでおきる現象がなぜマクロなところで発生しないのか、とか……いや、こういう考え方をするものなのかと感心することしきり。

同時期にこれも読んだ。内容的にかぶるところがあってとても幸運。

紫色のクオリア (電撃文庫)

元々 山本弘のSF秘密基地BLOG:うえお久光『紫色のクオリア』を見て買おうと思ったのでこっちを見てもらえばいいんじゃないかな。内容のぶっとび方がすごいわりにはコンパクトでさくっと読めてとてもおもしろかった。