読了

はいはい消化消化。

おー本当に本になってる! と。原作の誤字脱字に引っかかっていた人はもう一回改訂かかるくらいがベストなのかも。

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

これもだいぶ前に買ってあったのだけど文庫オチしてからようやく読み始めるという。このいいようのない息苦しさというか閉塞感というか。そして歴史…あの後のはなしなのか! という。ともあれ何とも言えない気持ち悪さったらない。すごいわ。

E=mc2――世界一有名な方程式の「伝記」 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)

E=mc2――世界一有名な方程式の「伝記」 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)

数式の「伝記」。これが確かに伝記なのが面白い。出自から歩んできた歴史、特に戦争中の話は非常に面白い。それはそれとして、特に数量単位系の話なんだけどもうちょっと読みやすくならなかったのかなあとも思う。どうも読んでて引っかかっちゃうんだよね。

"東京の日記" いい雰囲気。"五色の舟"また悪趣味な舞台設定だな。

"万物理論[完成版]" これは笑う。"ろーどそうるず"不覚にも泣きそうになった。"東山屋敷の人々"グロテスク。"ギリシア小文字の誕生"そっち方向かよ。"メドューサ複合体"これ長編とかでじっくり読みたいな。ほかの作品当たってみようか。

傾物語 (講談社BOX)

傾物語 (講談社BOX)

アレが見たい! っていう一点だけ。おおむね蛇足感が強いけどあの一点に限ってはとても潔いので良かった。

プロトコル (実業之日本社文庫)

プロトコル (実業之日本社文庫)

うーん。これはどうなんだろうなあ。その手の業界の人として、割と入りやすい話ではあったのだが、いやそれはねえだろ常識的に考えて、というのがあって今ひとつ乗り切れなかった。

ついにシリーズ完結、か。そこでその選択なのか…と感慨深いものがあったりなかったり。
ところで、これ映画化とか、本当に大丈夫なんだろうか。