物理ループバックインタフェースを作る

これといった意図はないけれど

  • Ethernet について調べ物をしていた
  • 某DCに行くときに作業用のLANケーブル忘れて近くの100円均一で買ったケーブルが手元に転がっていた

ので物理ループバックケーブルを作ってみた。

ケーブルはこんなの。

まず、ニッパーで頭をおとして表面のビニル皮膜をはがし、中の線を出す。

より対線の皮膜をはがして、色ごとにペアでつなぐ。どの色とどの色をつなぐかは イーサネット・クロスオーバー・ケーブル - Wikipedia がわかりやすい。もちろん フォーペア・クロスド ケーブルにするので、

  • 白橙 - 白緑 (1-3)
  • 橙 - 緑 (2-6)
  • 青 - 白茶 (4-7)
  • 白青 - 茶 (5-8)

とする。

あとは、各ペアがくっつかないようにテープで巻いて保護する。

できあがり。

テスト。

画面わかりにくいので拡大

一番下、"ローカルエリア接続" が有効になっていてPingも通っている。(ちなみに一番上、"ローカルエリア接続2" は普通の(?)ループバックインタフェース*1だ。)

で、作った後でなんとなく "physical loopback interface" でググってみたら Juniper のサイトが見つかった。これはツーペア・クロスドだね。

まあ、使いどころはそんなにない。プラグ一個でポートリンクアップさせてうれしいって、検品(物理ポートのチェック)の時くらいかな?

*1:Microsoft Loopback Adapter