さいきんのおんがく

1月分。

こんなもんか。1月のアタリは Kapustin だったなあ。Wishlist に入れたのはだいぶ前だったのでもっと早く買っておけば良かったと後悔。"Toccatina" とかものすごくかっこいい。mouse on the keys とか上原ひろみとか好きな人は一度聴いてみることをおすすめ(順番が逆か)。ヒゲは LOiD 消滅で廃盤になるというので駆け込み購入。面白い試みのレーベルだったのにもったいないなあと。旅団はいつもの通りテンション上がる。FLEET はジャンルの読めない感じでとても聴きやすい。

あと、iTMS だけど。

韓国公演 ust を見ていて購入。4時からの回のは聴きそびれたので両方。undercooled (with MC Sniper) は 8pm の方がかっこいいな。見た後ほかのも聴きたくなったので3枚ほど購入してしまった。

とても面白い試みだよねえ。どこかで "CD買わないけどライブには行く" という、モノじゃなくて体験にはお金を出す人がいるという話してたのが印象に残っている。まあでも、やっぱり生で聞くのが一番なんだけどね。そうそう行けないからねえ。こういう中継をみて、やっぱり実際に見に行きたいなあと思う人もいるだろうし。
音楽に興味がないって、単純に触れる機会がないから興味を持つきっかけがないという人が結構いるような気がしている。そういう人がどこで知るかって選択肢が、いままでは CD 買うか実際に見に行くかくらいしかないとなるともうお手上げ。地方だともういきなり詰んじゃう。そもそも近くで売ってないし、あったとしても中身わからないけど 3000 円払って CD 買うってハードル高いよね。TV かラジオ、という可能性も無きにしも非ずだけど、だってこういう講演を丸々放送するかっていうと絶対しないじゃない。ということで iTMS でも Amazonダウンロード販売でも Myspace でも Youtube でも視聴してから購入できるようになったのは非常にうれしい。生演奏を中継でも見て、ちょっとでもその雰囲気とか空気感を感じられるという機会がもっとあると良いなあ、といちリスナ(?)の自分勝手な思いとしてはあるわけです。当然コスト面のあれこれもあるだろうし、やる側としてはそう簡単ではないのだろうけど。
あとそういうイベントが増えたとして、そこへどう誘導していくかとかね。無数のバンドなりイベントなりがある中でどうやってそういう情報をキャッチするかというところなんだけど。ここ何年かで都内のマイナージャンル専門店は閉店したり実店舗をたたんでネット通販オンリーになったりしているのだが、そういうスペシャリストの案内とかは本当はとても重要なはずなんだけどね。ここまで種類が多いとどこかでガイドラインがないと手に負えなかったりするんじゃないか。書店とかも同じなんだが。

だんだん書いてる内容が迷走してきたので止める。

それにしてもこの ust で中継見ていてネットで予約購入するってライブ会場行って物販買ってるような不思議な感覚。聴いていて良かったから勢いでほかのも買いますみたいな感じだった。あと中継が事前の準備から終了後の撤収作業、翌日空港行くまでとかイベント前後、あるいはスタッフへのインタビューとかも含めて行われてたのもすごく面白かった。普通見えないし聞けない話ばかりで。
結局どのくらいこれで利益が出たのかはよくわからんがまたやって欲しいなあと思う。次回こそピアノ解体ショーを是非!