夢を見た

酒飲んでアルコールの勧めるままに寝たら夢を見た。

電車に乗ろうとしたら何故か乗り間違えて船に乗っている夢だった。

夢の中で俺は家に帰ろうとしていた。何故か学生で、場所は北海道だった。既に夜は遅く、周囲は暗い。暗闇の中、なんとなくゲートをくぐり、座席に坐り寝ていた。ふと目を覚ますと周囲に人がいない。暗い空洞、ガード下のようなところにいた。俺は自分がどこにいるのかと何か手がかりになりそうな表示、電車だから路線図の類があるはずだと思って探していたのだが何もない。ある扉を開けると何故か突然甲板に出る。外は海。ガントリークレーンが立ち並ぶ港の中を船は走っている。直感的に俺は函館を出たのだと感じていた。写真を撮ろうとして、軽装で何気なく家を出たため財布以外何も持ってきていないことに気づく。周囲は闇。海もまた闇のように暗く、波は穏やかでほとんど揺れすら感じない。吸い込まれそうな海。甲板を一回りしてまた扉をくぐる。階段を下りると客席がある。客席では人が寝ている。夜行列車のようだ。座席に着くと、そうだ、このままでは迷惑がかかるので連絡をしなければと思い、携帯電話を取り出した。親からメールが来ていた。ネット株で税金がどうのというメールだった。よく考えたら俺は学生ではなくて社会人じゃなかったか? このままじゃ月曜は休みだと思っていたのは? 学校じゃなくて会社に連絡をするんだったか? と思って目が覚めた。

夢の中で寝て夢を見ているというようなよくわからん夢だった。でもなんか久しぶりにこういうはっきりした夢を見たなあ。普段夢なんてほとんど覚えて目が覚めないのに。酒のせいか。