読了: 暗黒のシステムインテグレーション

id:stereocat:20110215:1297786548 のコメントで筆者から「きっかけ」とのコメントがあったので。

実は古い方のをだいぶ前に古本で購入して放置していたのだけど昨年復刊とのことで。密林お急ぎ便はありがたいものです本当に。

さて。もう言ってることも事例もわかる。面白いのだが始終苦笑いというところがね。自分のことを棚に上げると読んでて笑えるのだけど、そういう笑い方ができてしまうとたぶんもう詰んでる。まあ業界にいて思考停止に陥らないための毒というか気付け薬みたいなモノだと思えば良いのかな。読み進めるほどに転職したほうがいいんじゃねえかなやっぱりみたいな気分になるので、そういう方向性のあれこれが溜まっている方は注意して読むべし。勧めて良いのか悪いのか判断に迷う本だなあと。

……と何かネガティブな書き方になってる気がするが、面白いよ。とにかく耳が痛いけど。読んで凹むか気が晴れるかは紙一重なんじゃなかろうか。