どうも眠れん.

もともと生活時間帯が狂っていたのだが,ふとした拍子に目が冴えて寝付けなくなってしまった.そうこうしているうちにもう7時も過ぎてしまったし,いっそのこと寝ないでこの狂った生活リズムをリセットしようかと考えている.10時前後になったら学校に行くということにして,それまで特にすることもないのでテレビを見つつパンを焼く.美味くも不味くもなく,たいした感慨はわかない.それもそうだろうしょっちゅう喰ってるんだから.確実に発生することがわかっている現象の持つ情報としての価値(情報量)が零であるということを考えれば,これは即ち,パンを食い飽きたということになろうか.一般的に飽きるという現象は脳がその刺激を記憶し,次に来る情報を予測できてしまうことに起因するといってよい……のだろうか.と,食パン一切れからシャノンに思いを馳せつつ,酒でも飲んで寝てしまおうかどうかと思考の次元が落ちる.酒による酩酊感はランダムな分情報量が高い気がする.それもある程度過ぎると最終的に眠気に落ち着いてしまうのだが.まあ,そのへんの思考は買いおいていたような気がしたビールは既に消費されていたという発見にかき消される.

どうせ暇を持て余すぐらいであればチェック中のプログラムでも書き直せばよいもを,今日に限ってソースをコピーしてくるのを忘れてしまった.間が悪いにも程がある.人類が脳殻に外部記憶を手に入れるのはいつの日になるのだろうか.今欲しい空想の道具 No.2 ですよ外部記憶.ちなみに No.1 は TPぼんに出てきていた,本を放り込むと一瞬でその本の内容を脳みそに放り込んでその本の内容を学習することができるという謎の機械.これさえあればチャーリイ・ゴードンさながらの速度で学習できるのだろう.TPぼんか.なつかしいな.「わたしの酸素あげる!」しかまともに覚えてないけど.

それにしても部屋が寒い.毛布をかぶる.コタツの温度設定を変更.1週間くらい何もかも棄ててどこかに遊びに行きたい.現状を回復不能なまでに悪化させるとともに,人格的に再起不能に陥る可能性があるというハイリスクな行動なので流石に実行はしないけれども.追い詰められるのは嫌いだ.追い詰めているのが自分だというのが救いがない.どうにかして1ヶ月ほど時間を巻き戻せないものだろうか.といっても時間を戻すというのは不可能だろう.OK,わかった.100歩譲って今後のスケジュールを全てを1ヶ月ほど延ばすというのでどうだ.これ以上は譲歩できません.いい加減,書いてて虚しい.嗚呼,あと1ヶ月執行猶予が伸びました,という天の声が聞きたい.後ろ向きだなあ.後ろ向きついでに,もう一枚パンを焼こう.脳へ送る糖分を補給するんだ.11月最後の土曜日は後ろ向きに始まる.そしておそらく後ろ向きのまま終わる.