読了

そういえば,ドラマ「カクレカラクリ」は原作小説とはまったく別物でしたね.途中で寝てしまって内容よく覚えてないのでこれ以上は書きません.

中学生くらいのときに読んでおけば良かったSFシリーズ(1).これは15くらいのときに読んだらはまっていただろうなあ.

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

中学生くらいのときに読んでおけば良かったSFシリーズ(2).
実は映画のほうも観てきました.やっぱり観るんだったら原作は読んでおかねば.と言うことで原作小説なんですが,第一印象としては意外と淡白な話なんだな,と.そんなに長いわけでもないし,エッセンスのみ,という感じ.映画版の方はそれなりに面白かった.主人公の頭の空っぽさ加減が最初は鼻につくけれども.過去に戻ってリセットすることができるとしたら,自分はリセットするだろうか? リセットするというのは,いままで自分が築き上げてきたもの,自分を形作ってきた記憶・歴史・時間をすべて無に帰するということで,それをためらえるだけの何かを残せているのかな…とふと思った.うーむ.あっさりリセットしてしまいそうだ.

λに歯がない (講談社ノベルス)

λに歯がない (講談社ノベルス)

今回は死生観の話です.物理的な示唆は海月が,思考的な示唆は犀川がという分担ですね.個人的に今回のキモはこれかな.

「人間のコンテンツって何ですか?」
「信号だよ」