動力源

いま太陽光発電で動く腕時計というものを使っているのだが,こいつは夏場はともかく冬場は長袖の服が中心になるため隠れてしまって,気がつくとバッテリが低下してしまっていたりする.自動巻き時計とかだったら腕にはめている間はそれなりに大丈夫なのにな.

と言うことで考えた.つまり腕につけている間は常にあるものを動力源とすればよいわけだ.まあ自動巻き発電(?)(時計内部のオモリが動いて発電する)という時計もあったが,あれは腕につけている間は動くという特性を利用しているわけだ.いやいや,まだ装着時に常に存在するものがあるではないか.そう.体温ですよ.自動巻きは腕にしている間は常に動く…つまり運動エネルギーが存在する,というポイントに目をつけているわけだが,同時に体温という熱エネルギーもそこに存在しているわけですよ.

ただ問題は熱エネルギーを効率よく電気エネルギーへ変換する方法が――しかも腕時計のサイズで――あるのか,ということなんだけれども.人の発する熱エネルギーで,腕時計の吸収できる量なんか微々たるものなんだろうけどな.熱で発電するといっても,発電所だってお湯沸かしてタービン回して発電するのであって,熱エネルギーは変換しづらいエネルギーなんだろうと思われるし(この辺はよく知らんが).そして自動巻きと同様に腕からはずして放置するとなす術なし.テレビの上とか発熱するものの近くにおいて置けばよいか?

とまあ思いつきだけで書いた.真偽の程は保障しない.