MLA7

MORI LOG ACADEMY 7 (ダ・ヴィンチブックス)

MORI LOG ACADEMY 7 (ダ・ヴィンチブックス)

MLA6から読み始めている。気がついたときに勘でぱっと開いたところから読み始めるのだけど、何故か毎回開いたところが似たようなところばかりだ。そりゃ指の大きさとか何とかがからむのだろうけど、人為的にランダムを作り出すのって困難なのだなあと思う。

MLAでは氏の日常のことが綴られるのだが、ところどころで研究者としての考え方というかエンジニアとしてのポリシーというか、そういうものが垣間見えて面白い。文庫だと写真がカラーじゃないのだけがマイナスかなあ。Webだとカラーで読めるんだけど、モニタで文章を読むのってきついんだよね。RDF登録して読んではいるけど、アレは単語をスキャンする程度にしか見ないのでほとんど読まないんだよな。

とりあえず今日はこれがよかった。

もし、自分の中に1人の設計者と、10人の職人がいるならば、職人たちが「おい、早く決めてくれよ」と待っているとき、作業がいっこうに進まないとき、設計者が頭を抱えて悩んでいるとき、この状況が、すなわち、ものを作ることによって自分が成長する段階だと思われる。

2007年04月06日(金曜日)

自分の場合、設計者が職人に押されて途中で諦めてしまうからいけないんだな、と。手を動かして何かが形になっていく状態が好きなので、やる前にじっくり考えるという部分を省いてしまうからよろしくないんだよ。というのはわかっているのだけれども。