読了

12月半ばくらいから年末年始をはさんで、ひと月で2人月ペースの労働が続く昨今。まだ土日休めるだけましかなーとか思い始めたらダウトなんだきっと。

夢の守り人 (新潮文庫)

夢の守り人 (新潮文庫)

昼と夜。光と闇。すでに人生訓のレベルか。おもしろいよこれ。

もえない―Incombustibles

もえない―Incombustibles

消えない何か。消えないものは、消したくないものは。

もう普通に全編HRだけでいいのではないかと思ったり。

天文教育のプロが書く天文学(者)の本。天文学広報本というところか。内容は多岐に渡り浅く広くという感じだけど、ちょっとした発見があってなかなか面白かった。

作品時系列的にはずいぶん前の話が出てきたけど、往年の(失敬)ノリが帰って来たようでよかったなあ。でももう前の話とか覚えてません。

シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)

シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)

短編集。これはいいね! 「メデューサの呪文」は言葉であるがゆえに語れないというパラドックスを扱ったメタSF(?)で秀逸だと思う。全編通してアホな話の中に、自分は何者か、自ら考え自ら自身を確立せよ、というよう芯があってどれも楽しめた。