「あなたとあなたの研究」

すごい面白い。科学について、だけど仕事もそうだよね。

ボーデが言ったことは「知識や生産性は複利に似ている」ということでした。ほとんど同じ能力の人が2人いて、一方はもう一方より10パーセント増しで働いているとします。後者は前者の二倍以上の生産性があるでしょう。知れば知るほど、さらに学びます。学べば学ぶほど、もっと行動できます。行動すればするほど、チャンスが増えます。それは複利に似ています。比率を言いたくはありませんが、非常に高い比率です。

これはシビレたね。「走った距離は裏切らない」んだけど、こと生産性に関しては単なる比例じゃないんだよね。

私は問題を変えることによって、最善の解決をすることを勧めます。物事を別の角度からも見ることで、結果的にはすごく生産性が上がります。というのも、他の人がその上に仕事を積み重ねることができるように仕事をするか、他の人が事実上、あなたのしたことを再び繰りかえす必要があるようなやり方で仕事をするかの選択だからです。そのような姿勢は、仕事だけではなく、報告書を書くときも、論文を書くときでも必要です。一般的な解法で特殊な問題を解決する労力は、特殊な解法で解く労力と同じ程度です。ですが一般的な解法のほうが、ずっと多くの満足感と報酬を得られます。

これはいまの仕事でやろうとしている……やらねばならない課題についてとても示唆的。